レア度:★★★★☆
価格:★★★☆☆
総合評価:★★★★☆
羽生善治四冠当時の扇子「千載不磨」になります。某フリマアプリで購入しました。保存状況の影響で本来は扇子には付着していない独特の糊のような不思議な臭いがしますが貴重な逸品なので気にはなりますが許容範囲です。
扇子自体の保存状態はよいので、特に問題なく使えますが、基本的には観賞用の扇子になってしまっています。
ちなみにこの四冠扇子はいつの時期に記号された扇子なのかは不明ですが、羽生四冠だった時期はウィキペディアで確認したところ1997年から2005年の期間なので、その期間に揮毫されたものだと思います。
ちなみに直筆ではなくプリントなので貴重な逸品ですが、数千円という破格値で購入できました。直筆であれば数万円の価格になるのは将棋界では普通のことなので、プリントとはいえ大事にしています。
将棋界のスーパースター羽生善治さんも現在はA級順位戦では残留争いの死闘を繰り広げており、若手の台頭に対して余裕を持って対応できるような楽観的な状況ではないです。
これは羽生善治さんだけではありません。B級順位戦では現在のスーパースターである四冠制覇している藤井聡太竜王が快走を続けていて、30代後半の将棋のプロ棋士がB級順位戦で死闘を繰り広げて残留争いを続けています。
50代の羽生善治さんがA級順位戦で闘っていること自体が平成のスーパースターである証拠とも言えます。
藤井四冠がデビュー当時はそこまで若手も台頭していませんでしたが、ここ数年というか3年程度で一気に将棋界の情勢が変わってきていてAI将棋をうまく取り入れた棋士が上位層のプロをなぎ倒しているイメージです。
このAI将棋を取り入れた代表格の豊島将之さんすら2021年には無冠になってしまい、タイトル保持者は3人に絞られていて将棋界の戦国時代は波乱含みで2022年もスタートしています。
もちろん最近は羽生善治さんがタイトル戦に顔を出さなくなってしまい残念な部分もありますが千載不磨の通り歴史を紡いできた羽生善治さんには通算百期のタイトル獲得に向けて今年も活躍に期待したいところです。
藤井聡太四冠の扇子も購入すれば、四冠扇子が増えますが、そもそも王将戦の七番勝負の初戦で渡辺明三冠に勝利しているので藤井聡太五冠になる可能性が非常に高まっています。
五冠の扇子ではスーパースターの四冠扇子を集めたいのに揃える意味がないので、少し様子見です。